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プロジェクト 「 「渋谷をつなげる30人」2017年度(第2期)

から投稿されました。

「渋谷をつなげる30人」第2期がスタートしました

企業・NPO・行政のクロスセクターによるまちづくりプロジェクト「渋谷をつなげる30人」の第2期が9月21日からスタートしました。

昨年度に行われた「渋谷をつなげる30人」第1期では、渋谷区役所に加え、渋谷区に拠点を持つか事業展開している企業とNPOとして、セコム、東急不動産、キユーピー、ボッシュ、京王電鉄などの企業、greenz、ETIC.、サービスグラント、代官山ひまわりなどのNPOなど、とてもバラエティに富む30名が参加し、5ヶ月にわたって地域課題の解決や、渋谷区の基本構想を実現していくためのプロジェクトを立案・実行してきました。
具体的には、渋谷区の課題解決に特化したクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE LOCAL SHIBUYA」の立ち上げや、渋谷区で働くワーカー達をつなげ、シビックプライドを高めるイベント「green drinks shibuya」の開催といったムーブメントが始まっています。

第2期も新たな30名のメンバーを迎え、来年の2月まで7回行われるセッションを通して、渋谷区に新しいインパクトを生み出していきます。



■「渋谷をつなげる30人」への期待

1回目はDay1ビジョニングセッションとして、これからの半年間、どのような目的と方法でプロジェクトを進めていくかについて情報を共有しました。立場の異なるメンバーたちはこのプロジェクトにどのような想いで参加し、何を期待しているのでしょうか?
最初の自己紹介でそれぞれのメンバーが渋谷に関して投げかけた問いの内容も実に様々。働き方改革、環境問題、まちづくり、教育問題など、メンバーの興味や解決したいと考えている課題が多岐にわたっていることがうかがえました。

一人一人の期待を実現につなげていくためには、参加者自身が意図を持ってプロジェクトを進めていくことが必要となってきます。
立場も興味も異なるメンバーが、渋谷に社会的なアクションや変化を生み出すというゴールに向けて、これからどういった方法で対話を進めていくのか、イノベーションを起こすためのファシリテーション・スキルにはどういったものがあるのかについて知識を深めました。



■渋谷で取り組みたい「問い」の発見

渋谷で取り組んでみたいことを実現するために、それぞれが「問い」を発見するというプロセスがあります。これからのセッションを通して、すでに持っている問いを深めたり、メンバー間で共通する問いを見つけることで新たな問いを生み出すこともできます。

今回はプロジェクトの実践の場である渋谷区でどのような取り組みが行われているのか、澤田副区長から渋谷の基本構想と渋谷区が目指す公民連携の形についてのプレゼンテーションがありました。
渋谷区は基本構想として「ちがいをちからに変える街。渋谷区」、「YOU MAKE SHIBUYA」をスローガンに、子育て、福祉、健康、文化など7つの領域に沿った様々な取り組みを始めています。その構想の中で行政として企業やNPOにどう関わって欲しいか、どのようにビジョンを共有していくのか。渋谷に集う人々を“渋谷民”と呼んでいきたいそうですが、「渋谷民の、渋谷民による、渋谷民のための街づくり」という言葉から、渋谷区で始まっている様々な取り組みとこのプロジェクトがリンクしていく可能性が感じられました。



NPO法人グリーンズの小野さんからは公民連携の事例についての紹介がありました。
既存のビジネスモデルや組織の硬直化、遊休化というのはよく聞く話ですが、各セクターの自助努力にも限界があります。今の時代に合わせた役割の再定義が求められているからこそ、公民連携という言葉を耳にする機会も増えているようです。ただ行政に依頼するのではなく、これからは「渋谷をつなげる30人」のようなプラットフォームをつくることが、セクターを超えた課題解決につながっていくのかもしれません。



■渋谷の新たな「問い」を探す

渋谷をつなげる30人の協力パートナーである、慶應義塾大学大学院SDM 神武教授からは、「データで街の魅力・課題を可視化する」というテーマで、地域の様々な課題解決に活用されているデータサイエンスについてプレゼンテーションがありました。
何が求められているかというニーズを把握し、その考えを共有してアイディアを形にしていくには、客観的なデータが必要となってきます。データづくりにはアンケート、インタビュー、観察がとくに重要となるので、何を知りたいかを明確にして進めていく必要があります。

渋谷で発見したいものに共通項があるメンバーごとにグループをつくって、「渋谷に関して聞いてみたいこと」のキーワードからアンケート項目の設計をしました。
渋谷が住む街なのか、働く街なのか、遊ぶ街なのか、渋谷のまちのキャラクターを発見したい、未来を担う人にどういう教育を提供できるかを考えたい、渋谷とは何かを発見したいなどユニークなリサーチの観点が生まれています。

今回のセッションでは、キックオフとして30人の「渋谷で何かをしたい」という想いを共有し、イノベーションを起こすことに向けた第一歩を踏み出しました。

次回Day2では、ファシリテーションの実践研修を行い、それぞれの問いの解決に向けたプロジェクト化を進めます。



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