Re・建設 Cafe:#2:建設業を通じて、日本の(産業)課題の本質を探る
Mission
様々な産業からの集約点であり、ホワイトカラーとブルーカラーの交差点でもある「建設業」は、同様に様々な産業とは複雑な関係で結ばれています。その「建築」の現場も仮囲いの中とは言え、工場の中ではなく公共の場に暴露されているという点では、生活者とも密接な関係があります。そのような日本の建設業におけるビジネスモデルやスタイルやワークスタイルは、他国の建設業とは大きく異なり日本独自の発展をしてきました。
一方で、現代日本では膨大な建築ストックの増大、社会インフラの老朽化など様々な課題も現出してきています。また、価値観の多様化、人口の減少や構成の逆転、自然災害の深刻化、格差の増大、経済成長の停滞などのこれまでになかったような方向、規模の社会変化、環境変化も起きています。
未知の変化が生まれているこれからの時代に、従来の「建設」がそのまま通用していくわけもなく、実際にビジネスや生産の「今」の現場では様々な課題が生じています。また、「建設」後数十年もあり続ける「建物」や「構造物」という製品は、どのように計画され、どのような作り方をされていくべきなのかという問いかけも生じてきています。
それは、建設業だけの課題ではなく、建設業に集約される様々な産業が持つ課題、日本の社会における隠れた課題の集約とデフォルメなのかもしれません。
この「Re・建設 Cafe」では、こうした課題へのアプローチを大上段に構える事なく、様々な産業や業界の方々とカフェ的なダイアローグで探りながら日本の産業を俯瞰し、未来の新しい建設業(ゼネコン)へのあるべき姿を考えることで、これからの産業構造全体の姿を描き出してみたいと思います。
インフォメーション
- 開催日時
-
2017-01-12 (Thu)
18:30 ~ 21:00 - 応募締切日時
- 2017-01-11 (Wed) 14:00
- 会場名
- 新宿センタービル52F小ホール
- 住所
- 新宿区西新宿1-25-1
- > google mapで表示
- 定員
- 10 人
- 参加費
- 無料
- Information note
トータルで30名のセッションを予定しており、大成建設の社員が15名参加いたします。こちらでは、外部からの参加として10名ほどを受付いたします。
全3回の2回目。
#1 建設業を解体しよう(12/1)
#2 建設業を通じて、日本産業の課題の本質を探る(1/12)
#3 建設業をRe◯○し、未来のゼネコンを再創造する(2/2予定)
- 主催者
大成建設株式会社 オープンイノベーションチーム
メンバー
企画メンバー 3
参加者 6
Participation
企業に所属している方限定の、セミオープンセッションです。
・建設業をはじめ、あらゆる産業やビジネスにに携わっている方
・産業の未来に関心のある方
・都市や社会インフラの将来に関心がある方 など
Description
全3回
「Re・建設 Cafe」
#1 建設業を解体しよう(12/1:終了)
#2 建設業を通じて、日本産業の課題の本質を探る(1/12:今回)
#3 建設業をRe◯○し、未来のゼネコンを再創造する(2/2予定)
1
- 18:30-18:45
イントロダクション
開催の動機や、カフェで話し合いたいことの説明
- 5分
チェックイン
自己紹介
参加の動機とカフェへの期待(前回出た人はその感想)
- 10分
2
- 18:45-20:10
第1回目の内容について共有する
前回のアウトプットを壁に張り出して、みんなでそれを取り囲むように座る。
前回のチームから一人づつでてきて、その内容や気づきを説明する(1分×5チーム):10分
全体を俯瞰して(鳥の眼)、あるいは流れを見て(魚の眼)気がついたことや他の産業などと比較しての違いなどを話し合いながら、個人ワークとしてビジネスモデルキャンバスを使って、「今」の建設業のビジネスモデルを描いてみる:10分
- 20分
R1:15分
・「建設」という産業の中にある課題(建設業の内部課題)
・「建設」という産業の周辺にある課題(外部産業の課題)
メンバーチェンジ
R2:15分
・「建設」が解決できなくなっている課題
・「建設」が新たに創り出してしまっているかもしれない課題(社会課題)
- 35分