OUR FUTURES

【vol.4】Tポイント・ジャパンの地域のサステナビリティ向上に貢献する共創型商品開発

セッションの目的

8月5日から9月30日まで、毎週木曜日9:30〜10:00にZoom上に期間限定で開設するFSSラジオステーションでは、共創のポイントやWebでは書ききれていないライブならではの裏話もお伝えし、関心のある人たちとの気軽な雑談・相談などもできる場にしていきたいと思っています。

第4弾で取り上げる事例は、利害の異なるステークホルダーの共創により、地域のサステナビリティ向上に貢献する商品を開発した株式会社Tポイント・ジャパンの事例です。長崎県五島列島の未利用魚(※)の課題に対して、生活者・生産者・流通・料理人などニーズの異なるステークホルダーがビジョン共有し、それぞれの強みを活かして商品開発に取り組みました。また、Tカードのインフラや資産の社会還元を目的とした「Tカードみんなのソーシャルプロジェクト」として取り組まれたプロジェクトであることから、商品開発においてはTカードが持つデータも活用されました。

利害の異なるステークホルダーが共創して具体的なアウトプットを生み出す上でのポイントなど、このプロジェクトから得られた知見をご紹介できればと思います。

※未利用魚:サイズが不揃い、魚種がマイナー、一定のロットに満たないなどの理由で価値がつかず、定置網にかかっても捨てられてしまう魚の総称。五島の未利用魚は、捨てられているだけではなく環境にもマイナスの影響を与えていることがわかった。