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このストーリーは

プロジェクト 「 福山未来共創塾

から投稿されました。

10/13セッション:福山未来共創塾創出プロジェクト集

①「フクヤマ・ネクスト」
②「健康長寿のまち 福山(ハロー・ウォーキング)」
③「ローズ・イノベーション」
④「チーム・プロジェクト名未定(ウォーキング&サイクル)」
⑤「B&D(ブック&ダイアローグ)」
⑥「ローズコイン(ローズ通貨)」
⑦「ひゅっげ」
⑧「遊んで稼ごう!」
⑨「みらい館」

10/13セッションの本体レポートはこちらから。

プロジェクト化への検討の前に、ラップアップされた各自のテーマテーマ。
ここから全員でコネクティングを行い、最終的に9つのプロジェクトに集約されていきました。


 

 

 


 


各プロジェクト紹介

■フクヤマネクスト:

働き方改革を軸にしたコミュニティ、プラットフォームの構築を目指す。

ソーシャルクリエイターの人づくりの仕組みと場をつくる。働き方改革で創出される時間や、ITを使って、時間や場所を超えて得意なことや課題意識を持ち寄り、地域の新しい可能性を考える。


  

【コメント】

・ターゲット(対象者)をより明確にしていくことで、具体的な内容も見えてくるだろう

・少なくとも、子ども、企業人の2つのターゲットが見え隠れする

・本当に出社が不要になるのは、もう少し先の未来。とすると、最初のターゲットは子どもか?

・子どもをプライマリーターゲットにすることによって、現役世代の親を引き出す施策がつくれないか?

・提供価値は、ターゲットが感じるものであるべき。現在の対象者にそれが価値と感じられるか?を検証する必要がある。





■健康長寿のまち(ハローウォーキング):

街中でのウォーキングを中心に据えた健康施策を展開したい。健康長寿のまちとして、高齢者がまちなかを楽しく歩き回り、知り合いを作っていく仕組みづくり。挨拶を交わすと貯まるポイントで、コースにある商店やカフェのプラス1サービスを受けることができるなどの特典を付与。


【コメント】

・最後に分岐したプロジェクトのため、シートへの落とし込みはできていないが、熟慮の末の分岐だけあって、良いエッセンスが詰まっているコンセプトになっている。

引き続き、プロジェクトシートに整理していけば、不足しているものや、本当に得たいものも見えてくると思う。

・特にターゲットの想定は多段に渡ると思う。このアイデアでは「元気な高齢者」に見えるが、はたして本当のターゲット(対象とすべき人)はそれなのか?という疑問が浮かぶ。

・このコンセプトが「未来像」として考えると、「元気に歩いていて欲しい高齢者」は、今どんな状態なのかが見えてくる。その状態の人を歩かせるには、どんな施策が必要なのか?を考える必要がありそう。

・人は報酬だけでは動かない。楽しいこと、変化があること、他者の役に立っていること、危機を感じることなど様々。

・ポケモンは別の方向に行ってしまったが、ゲーミフィケーションの要素も検討するのはどうか?

・何よりも、「なぜ歩かないのか?」を、高齢者が歩いている街(巣鴨など)と比較してみるのもよいのでは。




■ローズ・イノベーション:

2024年「国際バラ会議」をマイルストーンと定め、バラで地域を活性化する。「ロースマインド」の世界への普及を目指し、ばらによる福山の活性化。世界への発信を目指すばらの香り研究所、ばらのテーマパークづくりで、若者が集まる場や雇用を生み出す。



 

【コメント】
・会場で「ローズマインドを広めたい」とのお話を聞いて、このプロジェクトの意義が腑に落ちた。

・バラはそのための手段にすぎない。では、ローズマインドとは何か?
 どのようにしてそれが起きて、福山にどのように広がっている(本当に?)を説明できるようにする必要があるのではないだろうか?

・バラは一旦おいておいて、「ローズマインド」の意味やエッセンスを取り出す他の事例の収集をお勧めする。

・「ローズマインド」の骨子をしっかりと固めて行くことが、最重要ではないだろうか?




■(ウォーキング&サイクル):

健康と人のつながりを目的にした交流プラットフォーム、イベントの構想。

福山駅を出発点とした、安全に安心して利用できるウォーキングコースやサイクリングコースをつくる。歩き回れる環境をつくっていくことで、人々が街に出て、街を楽しみ、つながっていけるようにしたい。


【コメント】

・ターゲット像が明確になっていないのは、プロジェクトの骨子が「健康づくり」なのか「人のつながり」なのかが曖昧だからではないか?

 →世代間の人つなぎが、本来の骨子のように見える。

・ウォーキングなどを手段とし、健康づくり自体も手段として捉え直せば、他にも様々な施策が見えてくる。

・イベント的な施策になりがちなので、「日常」の中にどう落としていくのかをしっかり考えておく。

・そのためにも、未来の状況をより具体的にイメージしていく。繋がっている状態とは具体的にどのようなことか?

・それを創っていくことで、ターゲットもより具体的になっていくだろう。







■B&D(ブック&ダイアローグ):

本を基軸に、様々な対話の場をあちこちで起こしていく。対話を通して自然なコミュニティが発生し、創発を生み出していくような場づくりをしていく。

インキュベーション、交流プラットフォーム等の場としてのブックカフェの設立。


【コメント】

・直ぐにできることのアイデアが多いので、試しながらいろいろとやっていけばいいと思うが、ターゲット像が描かれていないのが気になる。

・ターゲットが明確にできないのは、往々にして「自分」が対象であることが多い。その場合は、他者に対してやりたいこと、社会課題への取り組みではなく、ただ「自分がやりたいこと」のすり替えである場合が多い。そのまま進むと、プロジェクトも広がらず、目的とは裏腹に、結果として新たなサイロをつくってしまうことになるので注意が必要。常に「他者であるターゲット」を思い浮かべてやっていく必要がある。

・「こんな人に、こんな変化をつくりたい」という検討を徹底的に行なって、典型的なターゲット想定をして見る必要がありそう。

・このままでは何がどうまずいのか?の説明も必要になってくるだろう。






■ローズコイン(ローズ通貨):

分断する地域を統合するための地域通貨を設立し、活用する。地域のちょっとした困り事を担うことで獲得できる地域通貨として、ローズ硬貨(単位はローラ)を流通させる。高齢者は知識や得意なことを教えてローラを稼ぎ、それを使って子どもたちに草取りをしてもらう。子どもたちは稼いだローラで勉強を教えてもらう、など。使用期限の限定で流通を促進。


 

【コメント】

・人の役に立つことで、自分で稼ぐことができるというコンセプトはわかりやすくて共感を生むと思う。言ってみれば、肩たたき券のようなものか?

・一方で、それで稼いではいけないものや、稼ぐためにやってしまうこと、のようなものもでてくるはずで、そうしたことを防ぎ、この通貨のあるべき価値を定義して守っていく仕組みが必要だろう。

・先払い、ペイフォワード、逆負債的な、通常の通貨とは逆のような仕組みが必要かも。

・分断のつなぎ直しが目的なので、ターゲットには一番分断されている関係者を入れると、よりわかりやすくなりのではないだろうか




■ひゅっげチーム:

デンマーク語で「居心地の良い場所」を意味する言葉。障がい者、高齢者、子ども、病気の人でも居心地の良い福山を作る。

どんな人も自分の個性を発見し、それを活かした仕事や暮らしができるようになるために、自分の可能性やそれを生かせる新しいシゴトを考えていく仕組みづくり。

相談対応から自己発見につながるようなノーマライゼーション教育事業。


 

【コメント】

・北欧をベンチマークにした、教育プログラム、あるいは教育の場の設置ということか。

・従来の教育施策に対する補完的なものか、それを変革していくものなのかによってアプローチが変わると思う。

・子ども、特に幼児がターゲットになる場合は、ターゲット自身には選択権も決定権もないという前提で考える必要がある。となるとプライマリーターゲットはその親であり、この事業が、どのような親に対してどのような価値が提供できるのかを考える必要がある。




■遊んで稼ごうチーム:

スキマ時間を活かし、自分の得意技を活かした体験プログラムやその地域ならではの行事や生活習慣の体験を提供する体験型観光のシェア&マッチングのしくみづくり。


 

【コメント】

・それが常態にある人にとっては無価値だが、全く違う立場からだと価値に転換できるものを、誰が、どう発見するのか?が課題。

・ターゲットの幅が大きいのは、マスマーケットをイメージしているからに思える(世界遺産などでているのもその現れか)が、キーワードに「スキマ」があるように、このプロジェクトの本質は「それに実際に対価を支払う人が日本中に1000人くらいはいそうなもの」を100個見つける、というニッチ市場では?

・地域の中で、地域の人が取り組むのではなく、外へ出かけていって、他の地域の埋もれている価値を発見することが必要ではないか?




■未来館チーム:

世界に羽ばたける子どもたちへの教育と、親子のつながり、コミュニケーションの場として、体験型の科学館や水族館など科学体験ができる環境をつくっていく。福山中の知恵を集めて企画を作り、実現に向かって動いていくネットワークを形成していく。


 

【コメント】

・論議されていた危機感やテーマの骨子はよく理解できたのが、それがシートに落とされていないのが非常に残念。

・親子でふれあいながら、科学や理科に親しめる環境をつくりたいというのが、骨子だったはず。

 それが方法論である未来館の持つ規模感と結びつけようとすると、市場原理からの課題も出てくる。

・実際にある施設の経営がどうなっているのか?の調査も必要だろう。

・何よりも、まず自分でやってみる事が重要ではないだろうか?

 根本理念を実現するために、個人レベルでもやれることはたくさんあるのでは?

 まずは、そうしてコンテンツやニーズを把握することが重要。

・従来型の「○○館」ではなく、もとのコンセプトにも沿った、これまでの常識にないものを検討して欲しい。



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