OUR FUTURES

このストーリーは

プロジェクト 「 藤崎町 未来志向の地域デザインプロジェクト2019-2020

から投稿されました。

地域の一人ひとりが持つ強みをかけ合わせることから生まれるアイデアとは?


このセッションでは、『藤崎町を元気にすることを意図して、参加者同士の強みを掛け合わせると、どんな活動が生まれるだろうか』をテーマとして掲げ、ブレインストーミングを中心にセッションを行いました。

そして、冒頭のチェックイン対話では、以下のような声が聞こえました。

最上さん)今日の意気込みを一言で表現すると?
  • これまでの4回の講座を全力疾走で駆け抜けて来たので、今日のセッションは楽しみたい!
  • ここからが本番なので、面白い企画を考えていきたい!
  • 自分の夢や強みを改めて可視化してみて、ここから面白い企画が生み出せると思うとワクワクする!


ふじさき地域デザインLABOのプロジェクト構想のやり方について


イントロダクションでは、フューチャーセッションズの最上さんから、プロジェクト構想セッションで大切にして欲しいこととして、以下の3つのポイントが掲げられました。

  1. お互いの強みを活かし合うこと
  2. 素早く行動を起こすこと
  3. 新しい価値を創造すること

また、プロジェクトを構想するアイデアの創出方法には、様々な形がありますが、今回は「ふじさき地域デザインLABO」に合わせたやり方で、アイデアを創出するために、重要な考え方を共有してくれました。

メンバーの方々も初めて聞く流れでしたが、「体験してみると、面白いアイデアになります」という最上さんの言葉を信じて、セッションが進んでいきました。


地域で行われるフューチャーセッションプロジェクトの事例共有


最上さんから、進め方の共有を頂いた後は、フューチャーセッションプロジェクトの事例をお話です。

なんと、今回のゲストは、ふじさき地域デザインLABOのメンバーに会うために、東京からフューチャーセッションズ代表取締役社長の有福さんが来てくれました。

有福さんから、フューチャーセッションズが地域で共創を行ったプロジェクトについて、3つの形を事例としてお話をいただきました!

  • 商品開発のようなプロジェクト
  • 協働型イベントプロジェクト
  • 新価値を考え続ける場をつくるプロジェクト


中でも、協働型イベントプロジェクトとして紹介された宮城県の鳴子温泉でのプロジェクトにメンバーの方が関心を持ちました。

このプロジェクトは、リソースやスキルを有した住民が有機的につながりあって開催され、バリエーション豊かなイベントウィーク(湯治ウィーク)という形になりました。

その事例について、「どのようにして、協力者を集めたのか?」「主催者と協力者の境目を越えて協働しあうためには何が重要だったのか?」などの質問がされていました。



有福さん、想像力が掻き立てられる事例の共有を頂き、ありがとうございました!


各自の強みを掛け合わせてアイデアの種を見つける!


事例を聞いて、「プロジェクトがどんなものか?」がわかってきたところで、いざアイデア出しです。

ふじさき地域デザインLABOでは、一人ひとりが持つ「自分の強み」を中心に据えて、「仲間の強みを掛け合わせる」というアイデアの出し方をしました。

まず、自分の得意なことや、長年取り組んできたこと、紹介できる友人などをまとめたシートを壁一面に貼り出して、この藤崎町デザインLABOを形成するメンバーのキラリと光るポイントを眺めて、『誰と一緒にアイデアを出すか?』を決めました。

そして、『自分と一緒に話すことで可能性が広がりそう!』と興味を持ったメンバーと一緒になってグループをつくり、「自分の強み」と「相手の強み」を掛け合わせると、「どんなことができるか」を、制限なく付せんに書き出しました。



個人的には、「忍者」にフォーカスしたアイデアで盛り上がっていたグループの存在に、今回のセッション設計の妙を感じました。

相内さん)なぜ、忍者という強みをピックアップしているのですか??
メンバー)子どもの頃の夢に「忍者」という方と、趣味に「コスプレ」という方がいたので、その人たちの良さを組み合わせたら、実現可能なアイデアになるのではないかと思いました。

多くの地域活性化のプロジェクトは、「地域の課題」を起点に物事を考え始めること多く、参加者の強みや特長は置き去りにされがちです。すると論理的には正しいアイデアが生まれても、誰もそのアイディアを実行しようとは思えないということがよく起こります。

ですが今回のセッションでは、自分たちの強みを掛け合わせてワクワクするアイデアを創出し、それらのアイデアを地域の課題に結び付けてみる、という順番で考えていただきました。

きっと「地域の課題を解決」するということから考えを始めたら、「忍者」や「コスプレ」に焦点を当てたプロジェクトのタネは生み出しにくかったはずです。

この他にも「ネコマッチョ体操」や「清酒×異文化交流会」など、ある特定の個人の興味関心が強い領域からのプロジェクト案が複数共有されました。
問題解決思考からは創出しにくい枠を超えたアイデア、かつ自分たち自身のワクワクややり甲斐に根差したアイデアが生まれたことは、プロジェクトの実行に向けて、とても大きな契機になったのではないでしょうか!

次回は、今日生まれたアイデアのタネを元に、自分がこれからどんなプロジェクトに取り組んで行きたいかを、お一人ずつ発表いただきます!

自分たちが楽しく続けることができて、かつ多彩な関係者を招き入れることが可能なプロジェクトがいくつも誕生しますように!約半年間の集大成とも言える来月のセッションがとても楽しみです。


記:相内 洋輔


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