OUR FUTURES

このストーリーは

プロジェクト 「 藤崎町 未来志向の地域デザインプロジェクト2019-2021

から投稿されました。

なぞをつくるワークショップを体験したことがありますか?


生まれて初めて、なぞをつくるワークショップに参加しました。

なぞを解く経験はあったのですが、なぞをつくることがこんなに楽しいことだと思いませんでしたね。

このレポートは、2020年9月3日に実施されたナゾツクという団体の「ナゾツクワークショップ」関する内容を記載します。






ナゾツクとは?


会の冒頭に、ファシリテーターのもがみさんから「ナゾツクの紹介」と、「ナゾツクワークショップの流れの説明」がありました。


もがみ)ナゾツクは、『なぞ解きを通じて地域の魅力を遊んで学べる社会をつくりたい』という未来をつくるために、活動をしている団体です。

このナゾツクワークショップ<ふじクエ版>は、青森県藤崎町で実施される「ふじクエ(ふじさきクエスト)」という『地域体験型なぞ解きゲーム』のなぞをつくるためのワークショップです。

今回は初めての開催になるため、至らない点もあるかと思いますが、皆さんが楽しめるように進めたいと思っています。

もがみ)ナゾツクワークショップは、以下の流れで進めていきます。また今日は、なぞをつくるだけでなく、そのあとにその問題をみんなで解き合ってから終了になります。

ですので、ちゃんと解けるなぞをつくりましょうね。笑

ナゾツクワークショップの流れ:

  • 18:30-18:35 主旨説明・グランドルール共有
  • 18:35-18:45 参加者の自己紹介
  • 18:45-18:55 頭を柔らかくする体操
  • 18:55-19:05 ふじクエの概要とコース&エリアの紹介
  • 19:05-19:15 チームつくり
  • 19:15-19:20 ナゾの答えをつくる
  • 19:20-19:35 ナゾのつくり方を知る
  • 19:35-20:00 答えからナゾをつくる
  • 20:00-20:20 チーム同士で解き合う
  • 20:20-20:30 クロージング&宣伝のお願い




なぞオーナー制度

流れの説明が終わってから、なぞオーナー制度という制度の説明を頂きました。

つくったなぞのオーナーになれるというのは、面白いですね。自分たちがつくったなぞを他の人が解いていると思うと、ワクワクしますし、すごい解いてほしいと思っちゃう!

これは面白い制度だなと思いました。


もがみ)なぞオーナー制度は、「つくったなぞがなぞ解きゲームとして販売される際に、なぞにクレジット(名前など)」が入る制度です。

なぞは、チームでつくるのですが、みんなの力を合わせて、良いなぞができたら、ぜひなぞオーナー登録をして頂けると嬉しいです。

そして、登録を促しておいて申し訳ないことなのですが、なぞ解きゲームをつくるにあたって、問題数などもあるので、登録された全てのなぞをコースで使うといったお約束はできず、登録を頂いたなぞをナゾツクにて吟味して、なぞ解きゲームに使って行きたいと考えています。




自己紹介となぞをつくる前の頭の体操


今回は、青森県の方だけでなく、東京や千葉からの参加があり、年齢層も小学生や大学生、社会人、シニア層と幅広い方が参加されていました。


そして、そろそろなぞづくりかな?と思いましたが、最初はグループに分かれて頭の体操をしました。
※頭の体操のなぞは、ネタバレにつながるため、非公開となります。

頭の体操は、3問あったのですが、パッと解けないものですね。笑

でも、各グループの発表を聞いていたら、やっと答えがわかりました。
そして、とても面白かったのが『答えが1つじゃない』ということでした。

スイカサイズ。という言葉があったのですが、これを「野菜のスイカ」と捉えるか「IC企画乗車券」と捉えるかで、答えが異なるのです。

聞いてみると、「あぁ、たしかに!」と思いましたね。これこそ、頭の体操でした!




いよいよ、なぞづくり!


なぞつくりは、5つのチームに分かれて行われました。

そして、それぞれにファシリテーターが付き、そのファシリテーターが持っている「なぞのフレームワーク」を用いて、なぞをつくりました。

私は、1つのチームに入りましたが、他のチームがどのようになぞをつくっているかがわかりません。

なので、自分がつくっている問題も他のチームの人にはわからない状態になっており、最後に解き合うのが楽しみになる仕掛けになっていました!


もがみ)皆さんは、5つのチームに分かれて、なぞをつくります。

それぞれのファシリテーターは、独自のフレームワークを持っていますので、全てのチームが違ったフレームでなぞをつくります。

そして、なぞができたら、それぞれが作ったなぞを解き合いましょう!


さぁ、なぞづくりが始まりました。

ナゾツクワークショップのなぞづくりは、先に「つくりたい答え」を決めて、その「答えを導けるなぞ」をつくります。

答えには、藤崎町の地域の象徴的な言葉が並んでおり、それを理解しながら決めて行きました。

そして、ファシリテーターが用意しているフレームにそって、考えていくと、、、なぞがつくれちゃいました!

新体験の感覚ですね。例えるなら、ドッキリテレビのような仕掛けをつくっている感覚かもしれません。

なぞを解く人のことを考えて、「この方が面白いかな〜」「これだと簡単すぎるな〜」といったことをチームの方たちと対話しながら、なぞをつくっていきました。

また、なぞの答えの意味をよく知らないと問題のイメージと合わなくなるため、まちの象徴的なキーワードをよく理解できると思いました。




できた なぞを解き合う!


なぞつくりを終えて、全員があつまったところで、お互いのなぞを解き合う時間になりました!

なぞをつくるところで、「疲れちゃうかな」と思ったのですが、全然そんなことはなかったです。

はっきり言って、『もっと、つくりたい!』という状態でしたね。これは他の方たちも同じような感じでした。


もがみ)お疲れさまでした。1問以上は、なぞがつくれましたか?

皆さんの顔を見ていると、「もっと、なぞをつくりたかった」という雰囲気ですね。笑

でも、今回は初めてのナゾツクワークショップですので、ここからは「なぞの解き合い」をしましょう!




クロージング


他のチームのなぞを解いてみると、やっぱりなぞ解きは難しいです。。。笑

でも、なぞをつくった経験から、「このなぞって、どのようにできているのかな?」と考えることができたので、
その考え方から入ると、なぞに何らかしらの法則性を見つけることができ、私にも解くことができました。

スッキリ!!!

もがみ)皆さんがたった40分でつくったなぞですが、意外と難しくて解きがいがありますよね。

では、各チームが今回つくったなぞについて「なぞオーナー登録」をするか確認をさせてください。


最後に、10月24日−10月25日、10月30日−11月1日に、青森県藤崎町のふじさき食彩テラスで、今日つくられた問題もいれた「なぞ解きゲーム」の実証実験が行われます。ぜひ、ご参加を頂ければ幸いです。

もちろん、掲載されるなぞオーナーの方には事前にお知らせをしますので、「私のなぞを解いてね〜」とお近くの方にお声がけを頂ければと思います。

それでは、今日のナゾツクワークショップは以上で終了になります。

ありがとうございました!



=========


なぞをつくる。って、難しいかな。できるかな。面白いのかな。と思っていましたが、

ファシリテーターの方が丁寧に考える内容を示してくれるので、思ったより簡単だったし、できたし、超面白かったですね。

ナゾツクは、まだ立ち上げ途中の団体ですが、またワークショップがあれば参加したいと思いました。


【試作版】謎解きゲームのなぞをつくる ナゾツクワークショップ!

https://www.ourfutures.net/sessions/3546


タグ

関連するストーリー