進化形デジタルネイティブたちの未来(第1回 未来をえがく)
Mission
15年後、進化形デジタルネイティブたちはどんな活躍をしているのだろう?
このセッションでは、進化形デジタル・ネイティブたちが活躍する未来を想像し、今の私たちにできること、すべきことを、考えます。
2回のセッションが終了するときには、志を同じくする仲間と一緒に明日への一歩を踏み出すきっかけを掴んでいることでしょう。
進化形デジタルネイティブとは?
デジタルネイティブといえば、1990年代後半以降に生まれた、スマホやタブレットなどのデジタル機器と共に育ち自由に使いこなす世代のことを指します。
このセッションでは、2010年前後以降に生まれた世代を「進化形デジタルネイティブ」と呼んで区別します。
この世代は、小学校の授業でプログラミングを学び、教養として身につけます。学校にはICT環境が整い、タブレットなどの機器を使った学習が当たり前の環境で育つのです。
インフォメーション
- 開催日時
-
2016-11-01 (Tue)
19:00 ~ 22:00 - 応募締切日時
- 2016-11-01 (Tue) 22:00
- 会場名
- 金沢工業大学K.I.T.虎ノ門大学院
- 住所
- 東京都港区愛宕1-3-4 愛宕東洋ビル11階
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- 定員
- 40 人
- 参加費
- 無料
- Information note
受付開始:18:30
20:00を過ぎますと、会場があるビルのエントランスからご入場いただけなくなります。20:00以降のご入場をご希望の方は、エントランス前からK.I.T.虎ノ門大学院事務室(03-5777-2227)までご連絡ください。
- 主催者
KIT Future Session Network:KIT虎ノ門大学院のイノベーションファシリテーション特論1/2の授業を受けた社会人学生たちによる、自主的なフューチャーセッション活動母体。
KITフューチャーセッションネットワーク
メンバー
企画メンバー 3
Participation
- 学校教育に携わっている方、またはこれから携わろうとしている方
- 教育事業を運営している、またはこれから立ち上げようとしている方
- 子どもの教育や学びに関心のある方
- 自分自身の将来を描いてみたいお子さん
Description
セッションへの想い
次世代の子どもたちを取り巻く新しい教育の話題が盛り上がりを見せています。
子どもたちにはプログラミング教育が必要だ!
コンピュータの基礎こそ学ぶべき!
その前にモノの仕組みを知らなければ!
学習はアクティブ・ラーニング形式で...
探究型の学習こそが...
などなど
どのメッセージも子どもたちへの期待と愛情に溢れていて、もちろんどれも間違ってはいないのですが、あれもこれもと発散しすぎて迷走してはいないでしょうか?
私たちは10年後、15年後に社会へと出ていく彼ら彼女らの未来について、本当に正しく捉えることが出来ているでしょうか?
あまりにも漠然と捉え、自分自身の経験や思想に基いた意見になっていないでしょうか?
このままでは、あるべき教育感が迷走を続け、本当に必要な教育を受けられないまま貴重な時間が過ぎていくのではないか...
そんな懸念を抱いています。
今回のセッションでは「新しい時代を生きる子供たちのための新しい教育作り」を、私たちが取りくむべき社会的課題として設定しました。
私たち大人世代が経験してこなかった新しい教育を受け、新しい教養を身につけて育つ次世代の子どもたちは、15年後の未来でどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?
彼ら彼女らの活躍する未来を想像し、そのために今、私たちが本当にすべきことは何か?一緒に考えてみませんか?
セッションの構成
このセッションは計2回で構成されています。
■第1回(未来をえがく)
15年後の未来に、次世代の子どもたちがどんな活躍をしているのか?
すでに新しい教育に取り組んでいる2人の先駆者たちの話を聞きながら、自由に想像を巡らせてその活躍を描きます。
Speaker1:tanQ Inc. founder 森本佑紀様(http://www.tanqfamily.com/)
大阪生まれ。神戸大学で経営学を学び、大学時代に出会った教授の授業で学ぶことの楽しさを知る。卒業後は広告企業に就職し、その人柄と熱意で、2年目にして支社を立ち上げ全国トップへ牽引。「知を愛する人づくり」を目指して、2014年12月同社創設。
家庭環境の中に、主体的な学びの空間を作る通信教育サービス《tanQfamily》と、主体的な学びのきっかけをつくる学習塾《tanQLABO》及び親子教室《ファミラボ》を運営。
講師を務めながら通信教育教材のストーリーを執筆。
おすすめの一冊は、サイモン・シンの"宇宙創成"。
Speaker2:株式会社LITALICO LITALICOワンダー 渋谷 和田沙央里様(https://wonder.litalico.jp/)
IT×ものづくり教室LITALICOワンダー渋谷でプロデューサー(教室長)を務める。
5歳~高校生までの多様な子どもたちがプログラミングやロボット、3Dプリンタを使ったものづくりを通して楽しく主体的に学ぶことのできるカリキュラム開発に携わる。
前職はシステムエンジニア。
大学時代に発達心理学を学びながら不登校児童支援に取り組んだ経験を活かし、子どもたちひとりひとりが自分らしく夢中になれる環境づくりを大事にしている。
■第2回(未来にそなえる)
第1回で描いた進化系デジタルネイティブたちの活躍する社会を、多様な視点を交えながらより具体的に想像します。
そして、そのために今、私たちにできることを考えます。
第1回、第2回ともに個別に参加可能です。
両方参加するとより深い理解を得られます。
第2回のセッションへはこちらからお申し込みください。
https://www.ourfutures.net/sessions/2095/
※セッションの詳細は当日までに変更する可能性があります。
11月1日(火)KIT虎ノ門大学院にて、「進化形デジタルネイティブの未来」第1回 未来を描く フューチャーセッションを開催しました。
主催スタッフ3名、ゲストスピーカー2名、一般参加者36名の、合計41名の多様な方々に参加を頂きました。
今回のセッションでは、保護者や教育関係者、そして大人たちが抱えている「先の見えない時代の先の見えない教育に対する不安感」を背景に、「先の見えない時代を生きる子供たちのための、新しい学び場作り」を我々が取り組むべき社会的課題と設定し、そしてその課題に取り組むための最初の問いとして、「15年後、進化形デジタルネイティブたちは、どんな活躍をしているのだろう?」を今回のセッションのテーマとしました。
デジタルのある生活環境を当たり前として育った従来の「デジタルネイティブ」に対して、
一歩進み、デジタルのある"学習環境"を当たり前として育った世代(今の10歳以下を想定)を「進化形デジタルネイティブ」と呼ぶことにし、、
その進化形デジタルネイティブが成長した15年後の世界での活躍を、参加者みんなで想像しました。
当日は、最初に問いのオーナーである小笠原記子さんから想いを共有頂いたのち、
tanQ Inc. founder 森本佑紀様(http://www.tanqfamily.com/)
株式会社LITALICO LITALICOワンダー 渋谷 和田沙央里様(https://wonder.litalico.jp/)
の2名のゲストスピーカーの方から新しい学習環境についてのお話を伺いました。
そして、参加者でワールドカフェ形式で3ラウンドの対話を行ったのち、7つのグループで、7種類の、進化形デジタルネイティブの15年後の活躍の姿を作りました。
参加のみなさまありがとうございました。
参加者の方々にとって、今回のセッションが新しい気づきの場になり、、新しいステークホルダーとの出会いと、新しいアクションのきっかけの場になったとしたら幸いです。
引き続き、今回の続編となる、第2回のセッションを12月1日に開催します。
https://www.ourfutures.net/sessions/2095
第2回単独でも参加し楽しめる内容にしています。。
新しい多様な方々にもたくさん参加いただきたく、申し込みお待ちしております!
主催:KITフューチャーセッションネットワーク 小笠原・赤堀・大津