公開シンポジウム「多世代による地域資源のつなぎなおしと文化多様性―SDGsの実現に向けて―」
Mission
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多くの地域では、かつてはそれぞれの自然環境に裏付けられた産業や生活様式が、独自の文化を生み出し、それが地域への愛着の「よすが」となってきました。しかし、経済活動の広域化やグローバル化などに伴って、かつては「つながり」を持って機能していた様々な地域資源が分断化され、存続が危ぶまれているものもあります。
また、生産と生活の場の分離が進んだことや、少子化・核家族化の進展のために、世代間の「つながり」も希薄になってきました。
現代的な視点や最新の情報通信技術なども盛り込みながら、地域にある様々な人、モノ、コトをつなぎ直すことによって、人々の新しい協力関係が生まれ、地域の自然や文化に対する愛着も高まり、ひいては地域の活力と持続可能性が高まっていくのではないでしょうか?
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)・社会技術研究開発センター(RISTEX)では、平成26年度に「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域を立ち上げ、“多世代共創”というアプローチで持続可能な地域づくりに取組む16の研究開発プロジェクトを推進してきました。
今回のシンポジウムでは、文化庁の移転が決定した京都にて、自然、文化、そして地方創生をテーマに、多様なステークホルダーと協働して活動しているいくつかのプロジェクトの状況を紹介し、皆さまのご意見も賜りたく存じます。
地方創生やSDGsに取り組まれている自治体、NPO、企業の皆様、伝統産業・伝統工芸・伝統芸能などの再興を模索している皆様、高齢者の潜在力をもっと引き出せないかと考えている皆様、地域のテーマを教育にもっと取り込めないかと考えている皆様など、幅広い皆様の、積極的なご参加をお待ちしております。
インフォメーション
- 開催日時
-
2018-03-02 (Fri)
13:00 ~ 17:30 - 応募締切日時
- 2018-02-28 (Wed) 23:55
- 会場名
- 京都国立博物館 平成知新館 講堂
- 住所
- 京都市東山区茶屋町527
- > google mapで表示
- 定員
- 200 人
- 参加費
- 無料
- Information note
- 参加申込はこちら!
- 開場:12:30
- 平成知新館へは、南門入口よりお入りください。
- 主催者
【主催】
JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域
【後援】
内閣府地方創生推進事務局(申請中)
文化庁(申請中)
メンバー
企画メンバー 1
Participation
- 文化や資源を生かした地方創生や観光地域づくりに取り組むことを考えている自治体、NPO、企業の皆様
- 伝統産業、伝統工芸、伝統芸能などの再興を模索している皆様
- 高齢者の潜在力をもっと引き出せないかと考えている皆様
- 地域のテーマを教育にもっと取り込もうと考えている教育関係者の皆様
- こうしたテーマに興味を持っている皆様
Description
- 参加申込はこちら
※このページの緑色の参加ボタンではなく、上記の受付リンクからお申し込みください。お申し込み後に参加証をメールにて配信します。
- 参加費:無料
※当日の参加も歓迎しますが、その場合は博物館の観覧料が必要となります。
- 南門入口よりお入りください。事前申込の方は、参加証(申込後、メールを配信)を南門にてご提示ください。
- プログラムの詳細は、随時更新します。
1
- 13:00-13:05
開会挨拶
大守 隆 領域総括(元 内閣府 政策参与/元 大阪大学 教授)
- 5分
2
- 13:05-14:05
基調講演「多世代共創・多文化共生による地域づくり~徳島県神山町における創造的過疎の取り組み~」
- 40分
講演「文化資源を核とする地方創生と持続可能性」
松坂 浩史 文化庁地域文化創生本部 事務局長
- 20分
3
- 14:05-15:40
講演「領域が目指す社会とプロジェクト構成」
石田 秀輝 領域アドバイザー
(合同会社地球村研究室 代表社員/東北大学 名誉教授)
- 20分
プロジェクト発表1「漁業と魚食がもたらす魚庭(なにわ)の海の再生」
研究代表者/発表者
大塚 耕司 大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科 教授
- 20分
プロジェクト発表2 「農山漁村共同アトリエ群による産業の再構築と多彩な生活景の醸成」
- 20分
プロジェクト発表3「地域の幸福の多面的側面の測定と持続可能な多世代共創社会に向けて の実践的フィードバック」
研究代表者/発表者
内田 由紀子 京都大学こころの未来研究センター 准教授
- 20分
休憩
- 15分
4
- 15:40-17:30
パネルディスカッション「地域資源の伝承と新たな価値創造:過去から何を学び、将来に何を遺すのか」
- 80分
ポスターセッション
領域総括やプロジェクト実施者と交流いただけます。是非、ご参加ください。
- 30分