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四国開催!地域の魅力を再発見しよう(えひめ・まつやま編)

四国開催!地域の魅力を再発見しよう(えひめ・まつやま編)

四国開催!地域の魅力を再発見しよう(えひめ・まつやま編)

Closed

インフォメーション

開催日時
2018-02-05 (Mon)
18:00 ~ 20:30
応募締切日時
2018-02-05 (Mon) 10:00
会場名
NEC松山テクノセンター 600会議室
住所
愛媛県松山市味酒町1-3(NEC松山テクノセンター)
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定員
20 人
参加費
Free
Information note

参加ご希望の方は、事前アンケートのご記入をお願いしております。入館手続きに必要な情報となりますので、ご理解のほど何卒よろしくお願いします。

尚、参加希望多数の場合は抽選とさせていただきます。 

[個人情報に関する取り扱い]

ご提供いただいた個人情報は、当社の個人情報保護方針に基づき、適切な管理に努めております。

 


主催者

NECソリューションイノベータ株式会社

経営企画部 CSR推進室 

csv-platform@nes.jp.nec.com


メンバー

企画メンバー 2


四国開催!地域の魅力を再発見しよう(えひめ・まつやま編)

Mission

20年後、私たちの暮らしがどのようになっていると嬉しいのでしょう?自分自身や、大切に思う誰かの暮らしを想像しながら、それを取り巻く世界を様々な視点で共有し、ありたい姿を考えるのが未来Lifeセッションです。

今月のテーマは「地域の魅力再発見(えひめ・まつやま編)」。初の四国開催です。

今回はお二人のゲストにご登壇いただきます。

一人目は東京から松山に移住して丸7年の懸田様、二人目は地元松山で働き地域の課題に向き合ってきた飯尾様。それぞれの視点で地域の魅力再発見につながるお話をいただきます。

 =Zensow(ゼンソー)代表 アジャイルコーチ・コンサルタント イキカタ研究家 懸田剛様=
 「震災前の2010年に東京から松山に移住しました。3人の親としての生活、東京、地方への出張、コワーキングスペースでの交流、起業や移住支援、地域活性化といった様々な活動や出会いを通じて感じてきた松山の魅力や課題についてお話しします」

 =三洋興産㈱専務取締役 飯尾健一様
 「平成の市町村合併、小中学校の統廃合、都会へ人口のストロー現象など、地域の課題を目の当たりにし、『愛媛には愛媛の良さがある、地理的条件を生かし、良いものを後世に残したい』と’媛香蔵’を生み出しました。そのストーリーについてお話します」
 

20年後の ありたい未来を探りつつ、創造力と想像力を刺激するワークを楽しみながら、普段見えない何かを見つけ、未来Lifeへの行動のヒントをお持ち帰りください。

■セッションの目的

20年後、私たちの暮らしがどのようになっていると嬉しいのでしょう?自分自身や、大切に思う誰かの暮らしを想像しながら、それを取り巻く世界を様々な視点で共有し、ありたい姿を考えるのが未来Lifeセッションです。

今回のテーマは「地域の魅力再発見(えひめ・まつやま編)」。初の四国開催です。

今回はお二人のゲストにご登壇いただきます。

一人目は東京から松山に移住して丸7年の懸田様、二人目は地元松山で働き地域の課題に向き合ってきた飯尾様。それぞれの視点で地域の魅力再発見につながるお話をいただきます。

=Zensow(ゼンソー)代表 アジャイルコーチ・コンサルタント イキカタ研究家 懸田剛様=

「震災前の2010年に東京から松山に移住しました。3人の親としての生活、東京、地方への出張、コワーキングスペースでの交流、起業や移住支援、地域活性化といった様々な活動や出会いを通じて感じてきた松山の魅力や課題についてお話しします」

=三洋興産㈱専務取締役 飯尾健一様=

 「平成の市町村合併、小中学校の統廃合、都会へ人口のストロー現象(交通網が発達したことにより経路上の大都市が繁栄し、小都市が衰退してしまうこと)など、地域の課題を目の当たりにし、『愛媛には愛媛の良さがある、地理的条件を生かし、良いものを後世に残したい』と’媛香蔵’ブランドを生み出しました。そのストーリーについてお話しします」

20年後のありたい未来を探りつつ、創造力と想像力を刺激するワークを楽しみながら、普段見えない何かを見つけ、未来Lifeへの行動のヒントをお持ち帰りください。

■20年後の未来についてオープンに語り合う場

2018年2月5日、NECソリューションイノベータ株式会社主催の対話&ワークショップ、未来Lifeセッション「地域の魅力再発見(えひめ・まつやま編)」が開催されました。

そのレポートをお届けします!

開催場所は愛媛県松山市にあるNEC松山テクノセンターの6F会議室。今回は地域での初開催となりましたが、社内はもちろんのこと立場や年齢、業界が異なるさまざまな方々20数名が参加されていました。

今月のテーマは「地域の魅力再発見(えひめ・まつやま編)」。

一体どのような地域の魅力がこのセッションで再発見できるのでしょうか。

■愛媛県松山市での初開催について

これまで東京都江東区の新木場にある本社で開催してきた未来Lifeセッションですが、今回は初めての地域開催ということで、愛媛県松山市で行われました。

はじめに、今回のファシリテーターである角野幸子(かどの・さちこ)さんより、松山市での開催についての説明がありました。


 松山市での地域開催を説明する角野さん


「当社は地域密着企業として地域の未来を一緒に考えて、新しい価値を生み出していこうとこれまでさまざまな挑戦をしてきました。そんな中で、松山市に住んでいるみなさんから松山をもっと良くしたい、そのためにいろんな活動をしたいという熱い想いをいただきました」(角野さん)


これまで未来Lifeセッションは「20年後の未来をみんなで共有していこう」という内容で、”食・住・ご近所”などをテーマに行われてきましたが、今回は地域の未来について考える第一歩として、この松山で開催しようと決定したそうです。


また、今回のセッション開催は北海道から沖縄まで同社の全拠点に案内されたそうで、テーマに関心がある社員が所属拠点に関係なくインターネットを通じて視聴できるため、「地域を本当に良くしたい」「一緒に考えていきたい」というたくさんの方と共有できる場になりました。

■未来を描くためのルール

次に、NECソリューションイノベータ 経営企画部 CSR推進部室長 御厨友美(みくりや・ともみ)さんから、同社の活動ビジョンについて説明がありました。


活動ビジョンを説明する御厨さん


「私たちが目指すのは”新たな”社会価値の創造です。

みなさんの共創パートナーとして、地域密着企業として、ICTプロフェッショナルとして、先進ICTのちからとイノベーションで新たな価値を創造していきます」(御厨さん)


今回開催された未来Lifeセッションは、まさに新たな社会価値を見つけるための基盤づくりであり、社内外問わず、さまざまな方々とのワークショップを通じて未来のヒントを発見する場になるというわけです。

続いてファシリテーターの角野さんより、今回のセッションを有意義な時間にするためのルール説明と目指すべきゴールが示されました。

・本日のセッション 5つのルール

  1. 未来人である(誰も間違っていない!未来は可能性に満ちている)
  2. 主語は自分(私はどう思う?どうしたい?)
  3. 協働・共創(参加者全員で創りだす)
  4. 守秘義務(秘密リクエストは伝える、守る)
  5. 楽しむ(つながりや新しい価値は楽しい場から生まれる)

・本日のゴール

  1. 普段と違った視点を得る
  2. 新たな魅力を発見する

私たちは、日々の課題解決に一生懸命になりすぎて、ついつい「こうするべきだ!」や「これは○○部門のやることでしょ?」という発想になりがちです。
20年後の未来の話で、誰も正解は分からないのに、こうするべきだ…と言ってしまうと、せっかくの面白いアイデアやヒントが見えなくなるので、未来Lifeセッションのこのルールが意味をもつのです。

また、参加者に配布された視点拡大を支援するツール“視点拡大シート”の説明もあり、対話に慣れていない人でも新たな価値を発見できるような配慮がされていました。例えば、立場も年齢も違う多様な方との対話では、自分が見えている視点以外にも「それいいね!」と共感できる部分が出てきます。これが新たな価値の発見につながるのですが、実は「それは違うだろ?」と違和感を覚えた部分にも大きな価値が眠っているとのことでした。

■ペア対話によるウォーミングアップ

対話の練習も兼ねたウォーミングアップでは、近くの人と2人でペアを作り角野さんから投げかけられた「問い」に対して対話をしていきます。

問1:「”地域の魅力”と聞いて何を思い浮かべましたか?」

今回のセッションのテーマである”地域の魅力”について、地元に対しての想いや思い浮かべる地域の話など、みなさん思い思いの意見を出し合っていました。


 

問2:「”えひめ・まつやま”の魅力ベスト3は何ですか?」

参加者のみなさんが感じる“えひめ・まつやま”の魅力について、自然の豊かさや治安の良さ、人間性などさまざまな話題が出てきました。大きくうなずきながら話す人、笑顔いっぱいで話す人など、さきほどまでの緊張もすっかりほぐれた様子です。


 

問3:「20年後も”えひめ・まつやま”に残したい魅力は何ですか?それは何故ですか?」

今、感じている“えひめ・まつやま”の魅力が20年後も残っているのか?自然・環境・人間性など長く残っていそうなものは?20年前から今も続いているものは?普段あまり意識していない問いに、しばらく考えを巡らせてから言葉にしている様子でした。それぞれが大切に思うことが明確になってきたようです。



ウォーミングアップが終わり、20年後に思いを馳せることができたところで、2名のゲストによるインスピレーショントークが始まりました。

■東京からの移住で見えてきた松山の魅力と課題

一人目のゲストは、アジャイルコーチ・コンサルタントとしても活躍している「Zensow(ゼンソー)」代表の懸田 剛(かけだ・たけし)さん。


松山について語る懸田さん


2009年~2010年にかけて、家庭の事情で東京から奥様の故郷でもある松山へ段階的に移住することになった懸田さん。

移住当初、松山に自分がやりたい仕事が無いことを実感したため、友人と会社を設立してソフトウェア開発のプロセス、チームをどのように活かすか、プロダクト開発をどのように仮説検証しながら進めていくかなど、多岐にわたる案件のコンサルティング活動を行っているとのこと。


また他にも、移住者支援、アジャイル四国を始めとする各種イベントやコミュニティの開催、松山の活性化プロジェクト”マツアップ”の運営メンバーとしても活動をされています。

今回は、このような活動のなかで見えてきた松山の魅力や課題について、実体験をもとに分かりやすく解説をしていただきました!

・松山の魅力について

松山市は”コンパクトシティ”と言われているけど実際はどうなのか?

「地図と人口比率のデータから、松山市は中心部から半径5km以内に人口の60%が住んでいます」(懸田さん)


懸田さんによると、東京の山手線1周の範囲内に松山市の主要な場所がスッポリと収まるくらいにコンパクトであり、徒歩や自転車が活躍できる街であることが、実体験だけでなくデータからも実感できるとのこと。


さらに”気候・自然・食べもの”について、松山市に住んでいると気づきにくく当たり前に思えることも、東京から移住してくると大変な魅力に感じるそうです。


それぞれについて、次のようにお話をされました。

気候:松山市は温暖で自然災害に強く、台風や大雪もほとんど発生しない恵まれた環境。

自然:東京のマンションからは住宅しか見えないのに、松山はたくさんの山が見えるという点(山や海が近い)。そして、用水路には今や絶滅の危険性があると言われている”メダカ”が普通に泳いでいる。

食べ物:柑橘・魚・野菜など地元で採れるものを食べられるということ。懸田さん自身も、畑を借りて野菜などを作る過程で、地のものを食べられることの素晴らしさを実感されているそうです。

・松山の課題について

移住をきっかけに松山の魅力を感じつつも、実際には困ったことや課題を感じる点も少なくないそうです。


例えば、東京で専門的なスキルを活かして仕事をしていた人が、いざ松山に来て同じ仕事を継続できるかと言えば難しいのが現状、とのこと。懸田さん自身も、松山に移住したものの頻繁に都心部への出張が多かったり、移住者支援をやっていて質問が多かったりするのも”仕事”に関することなのだそうです。


また、IT化が進んでおらず未だに電話・FAXでしかイベントの申し込みなどができない、という点について、対象が高齢者だからというわけでもなく、年齢層を幅広く参加を募っている場合でも同様なので、課題に感じているそうです。


そして、コンパクトシティと言いながらも意外に車が多いという点。

例えば米国オレゴン州のポートランドのように‘脱・車社会’の取組みを経て「歩行者や自転車が利用しやすいような街づくりが必要なのではと感じているそうです。


ただし、懸田さんが言うには、海外や東京などと比べてしまうと”無い”ものばかりに目が向いてしまうので考え方を変える必要があるとのこと。


 

「短所を見つけるのは簡単ですが、実は長所を見つけて伸ばすほうが健全なんです。

島根県の海士町が「ないものはない」と宣言したように、今あるものを有効活用していこうという姿勢がこれからは重要になってくると思います」(懸田さん)


「松山の人はよく”保守的”であると聞いていましたが、実際に松山に来てみて感じたことのひとつに、前例のないことや新しいことをあまりやりたがらずに、現状維持を推し進めようとするところです。

これは、温暖で恵まれた気候環境のなかで四国の中でも一番大きな松山に住んでいると、ある程度の生活が自己完結できてしまうので、わざわざ新しいことをしなくてもなんとかなる、ということなのかもしれません」

懸田さんが言うには、現在はVUCA時代と呼ばれていて、目まぐるしく変化する状況のなかで、今、安定しているものを前提に話を進めると成り立たなくなるとのこと。

「まずは”こうあるべき”というビジョンを立てて、それを実現するための仮説を考えて行動に移す。そして、どうだったか?を学習することを繰り返すことが必要です」


懸田さんは、お話の最後を次のように締めくくりました。


「松山には後世に残したい大事なものがたくさんあります。だからこそ、『変化が著しい今の状況下で我々も常に変化し続けていくことが、結果的に安定を生み出す』ということを意識して行動することが、とても重要だと考えています」

■愛媛のブランド”媛香蔵(ひめかぐら)”の誕生とこれから

2人目のゲストは、株式会社 三洋興産専務取締役の飯尾 健一(いいお・けんいち)さん。

 

媛香蔵について語る飯尾さん


飯尾さんは、松山で生まれ。地元の大学を経て、2000年から50年以上の歴史ある三洋興産(株)で遊泳プールのろ過器の設置や販売、消耗品の塩素剤などの販売を行っているそうです。


そして、明治・昭和に続く平成の市町村合併による小中学校の統廃合、地方から都会へのストロー現象などによって浮き彫りになった地域の課題を目の当たりにして、愛媛の恵まれた地理的条件を活かした良いものを後世に残したいと感じたそうです。


今回は、このような背景の中で誕生したブランド”媛香蔵”がどのように生まれていったのかについてお話をいただきました!

・媛香蔵の誕生ストーリー

飯尾さんは現在のお仕事を続けていくなかで、いくつか課題を感じていたそうです。


例えば、遊泳プールのろ過器を設置・販売するという仕事は、どうしても夏季が繁忙期となり、1年を通して仕事量の確保に課題があるという点。

また、前まで存在していた、地域の人の気配が少しずつ無くなっていったり、少子化に伴う事業のマーケットそのものの縮小を感じていたそうです。

「2000年頃は、地域のモノを地域で消費するという”地産地消”という言葉が流行っていたが、田舎や遠隔地だとそれは当たり前のことで、どうにか外貨を得て成長しないと”お金・人・モノ”が無くなってしまい、閉塞感だらけになると感じていました」(飯尾さん)


飯尾さんによると、愛媛県内で多くの事業者さんが扱っている”みかん”をキーワードにしつつ、みかんの販売だと既存のマーケットの食い合いになるので、どうにか他の仕事に繋がらないかを検討したとのこと。


そこで、柑橘の香りが万人受けすることに着目して、化粧品や芳香剤などを作れないかと考えたそうです。

南フランスのプロヴァンス地方の自然背景をうまく活かした化粧品ブランド、”ロクシタン”が日本に展開しているのを参考にして、松山にも香粧品メーカーを作ろうと思い開発したのが、”媛香蔵”ブランド誕生につながったそうです。


媛香蔵はまさに愛媛の香りが入ったもので、恵まれた自然の影響を受けて育まれた植物のエッセンスが詰まった商品で、精油・化粧品・芳香剤などを作って、いずれはフラッグシップショップも展開できればと考えているそうです。


 

「媛香蔵ブランドが世に広まることで、自然背景に裏打ちされた商品であることから、愛媛県が自然豊かな場所であることが広まり、興味のある人が訪れる良いきっかけになるのではないかと思います。

また、地元の方たちが、自分たちが住む街から生み出されたモノを贈答品などに利用できるように頑張りたいです」(飯尾さん)

・媛香蔵の現状とこれからの展開

「平成22年度 えひめ農商工連携ファンド事業」に、飯尾さんのビジョンが採択されたことをきっかけに、2011年3月1日から独自に蒸留したオイルをエッセンシャルオイルとして販売したのが、媛香蔵ブランドのスタートだったそうです。


その後、ネットショップを開設してアロマカードケース、圧搾オイル、ハンドクリーム、ディフューザー、石鹸、リップ、コロンなどの多彩な商品展開を行っています。


「ハンドクリームが非常に好調なのを受けて、50gと20gのサイズ違いも販売しています。当初は50gのサイズで販売していたのですが、女性のポーチに入らないなどいくつか課題もあったので、小型の商品展開も始めました」(飯尾さん)


ハンドクリームは種類も豊富で、”ゆず”の香りをはじめ”松山ライム”(現在は入手困難)や伊予柑・清見・バニラをブランドしたもの、瀬戸内レモンなどの香りを商品に活かしているそうです。


今後は、媛香蔵ブランドの商品を増やしてラインナップに厚みを増し、自社ショップを作ったり、工場見学を受け入れたり、さまざまな形での商品の販売パターンを創出できれば、と考えているとのこと。また、”香り”を活かした何か新しいカタチを展開することも視野に入れているそうです。


また、飯尾さんは松山の魅力をもっとアピールするためには、民衆をうまく引きつけるカリスマリーダーの育成が必要だと言います。さらには、ブルックリンスタイル、ポートランドスタイルのように、”松山スタイル”として生活様式そのものを広く打ち出していくと良いのではないか、と感じているそうです。

■チームを作ってプロトタイピング

2名のゲストによるインスピレーショントークによって松山に対する想いが高まったところで、ここからはチームに分かれてワークショップが始まります。

参加者全員にトランプが1枚ずつ配布され、自分のカードに描かれているマークと同じ人同士がランダムに4人1組のチームになります。


カードには”問いかけ”が書かれており、それを使いながらお互いに自己紹介をしていきます!


 

カードに書かれている問いかけには…

 ・一度でいいからやってみたい贅沢は?

 ・好きなスポーツと選手は?

 ・今、一番気になっていることは?

などのようなことが書かれているので、名前と職業だけ言って終わるような単調な自己紹介にはなりません。どのチームもすぐに打ち解け、大きな盛り上がりを見せました。


そして、ファシリテーターの角野さんからこんな提案が出されます。


「各チーム2人ずつが他のチームに行き、”えひめ・まつやま”の20年後の魅力をインタビューしていただこうと思います。

そこで、まずはどんな質問をすれば情報を引き出せるのか、をチームで話し合ってみてください」(角野さん)

各チームそれぞれが、”えひめ・まつやま”の魅力を最大限に引き出せそうな質問を、ポストイットを使って列挙していきます。

そして、チームから2名が他のチームにインタビューをしに行き、残った2名は他のチームから来たメンバーのインタビューを受けるというカタチで進行していきます。



インタビューを終えたらチームに戻って結果を報告したうえで、今度は別の2人でインタビューに行き、違うチームから”えひめ・まつやま”の魅力を聞き出します。

そして、最終的に”20年後はこうなる!”という構想をチームで話し合って、作り上げていきます。

■みんなで考えた20年後の“えひめ・まつやま”を共有

最後に、チームで考えた20年後の魅力をそれぞれ発表して共有しました。

(チーム1)”にぎわい”を見せる街づくり

 


海や山が身近にある恵まれた自然と、特産品や観光資源などを組み合わせた、新たな松山の魅力や人気商品が創出できているのではないか。

また、AIやロボットなどの技術進歩によって街の中に我々をアシストしてくれるロボットが紛れていたり、県外や海外から訪れる観光客も増えたりして、今よりも”にぎわい”を見せる街になっていると思う。

(チーム2)巨大な老人ホームと化す街づくり

 


海・山・温泉などの恵まれた自然環境に加えて、自然災害に強い安心感のある地理的環境や、そのコンパクトさから住みやすい街であることから、若い人よりも年配の方が住みやすい”巨大な老人ホーム”のような街になるのではないか。

テクノロジーの進化によって、路面電車なども自動化が進みいつでも乗れる環境であったり、福祉施設の発展による若者の雇用創出、孫が気軽に遊びに来られる町並みに変わっていると思う。

(チーム3)”おもてなし”精神が活きる街づくり

 


経済は縮小するかもしれないけど、コンパクトで活気のある街になれば良いのではないか。

最近はどこでも働ける環境が整いつつあるので、松山を選んでもらえるポイントとしては温泉や瀬戸内海などの自然環境や、おもてなし精神が活きる人の魅力。

観光客向けのおもてなしというよりは、鍵を開けて出かけても安心できる人と人の優しい交流など。テクノロジーも上手く活用しながら、人が集まる街になれば良いと思う。

(チーム4)コンパクトシティがたくさんある街づくり


 

松山は今のままが良いとか、今のゆったりした感じが良いという意見が多いので、それを活かした街づくりができれば良いのではないか。

松山は柑橘王国というイメージがあるので、例えば子供が生まれたら自分だけのみかんの木が支給されるような”マイみかんの木制度”ができるかもしれない。

また、松山駅・松山市駅・道後温泉駅など、それぞれ違った魅力があるので、あえてそれぞれの特性を活かし、駅周辺を中心に発展することで、適度に便利なコンパクトシティがたくさん出来る街になれば良いと思う。

■最後に

今回のセッションでは、お互いに初対面である人が多かったにも関わらず、松山の20年後をイメージできる具体的な構想案を作り上げ、同時に松山に住んでいると気づきにくい素敵な魅力をたくさん再発見できました。


最後に、角野さんよりこんな言葉がありました。

「今日をきっかけに、普段の生活のなかで子どもたちや家族と20年後について話してみたり、学校や会社で起きていることをお互いに共有しながら、地元の魅力を発見したりできると良いですね。当社もITに関連した貢献ができると思いますので、上手く組み合わせれば素敵な地域の魅力作りができると思います」(角野さん)

未来Lifeセッションでは、今後も「地域の魅力再発見」というテーマで継続的に開催されるそうなので、次回はどんな地域の魅力を発見できるのか楽しみですね。

(取材:近藤正人)


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