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事実確認が容易になった社会では、ニュースの受け取り方や発言方法はどう変わる?

政策の詳細より感情へのアピールが重視される政治文化や災害時の流言・デマによる問題の深刻化によって、事実確認(Fact Check)の重要性が高まってきています。このような状況に対応するために、Googleは自社が提供するGoogle ニュースに、Schema.orgを活用するなどして事実確認できたニュースに対してFact Checkタグを付与していくことを発表しています。AI等の進化も組み合わさって事実確認の効率も飛躍的に高まり、他メディアも追従しそうです。

Fact Checkタグが浸透していくことで、テレビや新聞などのいわゆるメディア組織による番組やニュース記事だけでなく、企業のプレスリリースや商品のコマーシャル、FacebookやLINEのようなSNSでの個人の発言にもタグが付与されていく可能性があります。デマ拡散や非難・批判などのコメントが殺到するような炎上を防いだり事実確率を見える化したりするサービスが創出される一方、事実確認疲れから自由奔放に放談できるようなサービスも生まれ、今以上に人々は場によって発言を使い分けるようになっているかもしれません。

発想元:WIRED.jp「ネットニュースの虚実に迫れるか 『Google News』に『ファクトチェック』タグ導入」2016年10月17日
http://wired.jp/2016/10/17/google-fact-check/

■未来の兆しにご興味のある方は
https://goo.gl/OMyJiw

文/筧 大日朗(OUR FUTURESディレクター)


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