OUR FUTURES

【都市×健康】都市を“健康のプラットフォーム”として再創造しよう!

Mission

私たちが暮らす都市を、健康を支え育む場(健康のプラットフォーム)として、再創造していきたい。

そんな想いを持つ人々が集い、未来ビジョンやアクションアイデアを共創するフューチャーセッションを開催します。

都市は、はたして私たちの健康を支え育んでくれているのだろうか?それとも阻害しているのだろうか?

健康を個人の問題ではなく、都市という環境の課題として捉えることで、身体的に、精神的に、社会的に健康な状態を積極的につくり出していくための都市のあるべき姿を一緒に描き出していきます。

病院や学校、オフィス、住宅などの生活環境や、鉄道や道路などの移動インフラ、公園や商店街などの地域コミニティなどあらゆる暮らしの場を、「健康をつくる」という視点で見つめ直し、全く新しい未来の"健康プラットフォーム"を都市の中に創造していきましょう。

誰もが健康で幸福である未来の創造に向けて、日本でのヘルスプロモーションの第一人者である島内教授をゲストとしてお招きしています。
我々が都市を通じた健康を考える上で、多くの示唆と多様な視点を提供していただきます。
 
【トークセッション概要】

講演者:島内 憲夫(しまのうち のりお)氏
    (日本ヘルスプロモーション学会 会長)
    (順天堂大学国際教養学部副学部長 特任教授)

テーマ:誰もが健康で幸福である未来の創造に向けて~ヘルシー・シティーズ・プロジェクト

健康は、身体的・精神的・社会的と3つの要素で構成され、その実現のためには、より積極的に個人や組織が健康づくりに関与していく「ヘルスプロモーション」の概念が大切です。健康は、個人の努力やヘルスサービスだけでなく、日々の活動や環境に拠るところが大きく、まちづくりにおいても非常に重要な視点です。具体概念として、ヘルシー・シティーズがあり、健康を都市の課題と捉え、責任を持って関与し、その改善のために機能する構造とプロセスを有する必要性を語っていただきます。

【都市×健康】都市を“健康のプラットフォーム”として再創造しよう!

【都市×健康】都市を“健康のプラットフォーム”として再創造しよう!

Closed

インフォメーション

開催日時
2018-11-02 (Fri)
14:00 ~ 18:00
応募締切日時
2018-11-02 (Fri) 14:00
会場名
3×3 Lab. Future (大手町)
住所
東京都千代田区大手町1丁目1
> google mapで表示
定員
50 人
参加費
無料
主催者

TOI Lab.
(大成建設㈱オープンイノベーションチーム)



【都市×健康】都市を“健康のプラットフォーム”として再創造しよう!

Participation

ビジネスやライフワークのミッションとして都市計画やファシリティマネジメント、まちづくりなどに取り組まれている方々や、同様に医療・介護関係、スポーツ関係、教育関係などの側面から健康に取り組まれている方々などが対象です。
都市における人の健康と幸せに関心の高い方々を広く募集します。

 ・企業の方々
 ・行政の方々
 ・大学(教職員・学生)、教育機関の方々
 ・NPO、スタートアップ、ベンチャーの方々

*ご参加にあたっては、添付ファイル「都市×健康」参加規約をお読み下さい。
*ご参加の登録を頂いた時点で、上記規約にご同意いただいたものと致します。
*この申し込みページは、ご友人やご関係先にご紹介頂くことが可能です。

Description

本セッションは、既成概念を外して「心からそうありたい健康な都市」の姿を描き、それを実現するために必要な様々なイノベーションアイデアを出し合います。

熱い想いを持った皆様と一緒に未来の健康都市を創っていけることを楽しみにしています。

【プログラム構成】
・チェックインと趣旨説明
・インスピレーショントーク:日本ヘルスプロモーション学会会長 島内教授
 「誰もが健康で幸福である未来の創造に向けて~ヘルシー・シティーズ・プロジェクト」
・ワークショップ
 「都市が”健康のプラットフォーム”となるにはその環境やファシリティにどんな変革が必要なのだろうか?」
・チェックアウト

【都市×健康】プロジェクトのこれまでの活動
https://www.ourfutures.net/groups/100

日本ヘルスプロモーション学会HP
http://plaza.umin.ac.jp/~jshp-gakkai/jshp.html


2018年11月2日の開催された共創プロジェクト【都市×健康】都市を”健康のプラットフォーム”として再創造しよう!のセッションレポートをお届けします。
開催場所は大手町にある共創スペース「3×3 Lab Future」。
参加者は、大企業からベンチャー企業、NPO法人、自治体や大学の方など、立場も年齢も業界も異なる多様な方々約40名が集まりました。
想いのある方々が熱い対話を通じてチームとなり、健康都市のありたい未来を描きました。

■イントロダクション

はじめに、本プロジェクトの発起人である大成建設㈱オープンイノベーションチームの田中拓也(たなか たくや)さんから、今年で3年目となる【都市×健康】プロジェクトの活動趣旨やビジョン、想いが共有されました。その後、本日のファシリテーターである大成建設㈱オープンイノベーションチームの小野眞司(おの まさし)さんからセッションのポイントと進め方が説明され、いよいよ共創セッションの始まりです。

■ペア対話

まずはお隣の方と二人一組になり、アイスブレークも兼ねた「私が健康を感じるとき」のテーマで語り合いました。普段接する機会の少ない方々との対話から、さっそく数多くの多面的な捉え方に触れ、本日のセッションに向けていい頭のストレッチになったのではないでしょうか。
都市の意味するものや生活者目線と事業者目線の違いなど、多面的な視点が交わることで新たな気づきが生まれる予感がします。

■グループ対話(ワールドカフェ)

続いて、お近くの方々でテーブルを囲んで頂き、以下の2つの問いにたいしてワールドカフェ形式で対話を深めました。

R1:私が「都市×健康」に参加したわけ

R2:私が考える「健康都市」

まずは、ご自身が「都市×健康」というテーマに対してどのような想いをもっているのか、どんな活動をしているのかをメンバーと共有しました。現状の健康や都市のあり方について疑問を感じていらっしゃる方から、日常業務やライフワークとして都市や健康に関して既に活動をされている方まで様々ではありましたが、皆さん、都市に実際に生活しながら、健康という課題意識を持つことで自然と仲間意識が生まれてきたようです。多様な視点から、健康の本質について考え、そしてそこに都市がどのように関わっているのか?改めて、言葉にして、文字にして、形にしていく作業はグループ対話でありながら、内省の時間でもあったかもしれません。



■インスピレーショントーク

さて、参加者が自らの想いを語り始め、会場が温まりはじめたところで、インスピレーショントークの時間です。今回は、健康に対して新たな視座を得るため、日本ヘルスプロモーション学会長として島内憲夫(しまのうち のりお)氏より、「誰もが健康で幸福である未来の創造に向けて~ヘルシー・シティーズ・プロジェクト~」と題して、ご講演いただきました。

健康は、身体的・精神的・社会的と3つの要素で構成され、その実現のためには、より積極的に個人や組織が健康づくりに関与していく「ヘルスプロモーション」の概念が大切であること。健康は、個人の努力やヘルスサービスだけでなく、日々の活動や環境に拠るところが大きく、まちづくりにおいても非常に重要な視点であること。具体概念として、ヘルシー・シティーズがあり、健康を都市の課題と捉え、責任を持って関与し、その改善のために機能する構造とプロセスを有する必要性などをお話しいただきました。何よりも印象的だったのは、最後に「愛」について語られた際の島内先生のヘルスプロモーションとそれを通じた人々に対する深く熱い想いではないでしょうか。

■質疑応答(フィッシュボール)

その後は、島内先生を囲んで講演の内容を深める対話の時間を持ちました。ヘルスプロモーションの概念は、参加者にとっても目新しい部分が多く、共感とともに多くの質問が寄せられました。参加者の方々との対話の中で、島内先生が常々語られていたことのひとつに、健康とは、万人に与えられた権利であり、病気やけがを理由に損なわれるものではなく、個人だけでなく広くその環境や社会を通じて、維持・促進する努力が大切であるといった視点が、まさに都市×健康の意義そのものであると感じました。



■テーマ決定&チームビルド(マグネットテーブル)

さて、いよいよ自分たちで取り組みたいテーマを決めて、その一歩を踏み出す時です。今までの対話やインスピレーショントークを踏まえて、再度自身に問いかけます。都市という環境の中で、私が健康という視点で変革していきたい場・環境はどんなところだろうか?

問い:ヘルスプロモーションの視点で再構築する〇〇の場(あるいは環境)

改めて、自分ごととして考え、自身の意思によって、未来を選択する。共創セッションの醍醐味の瞬間です。皆さん、自身の想いをA4用紙に記載頂き、志を共にする方や全く違うけどコラボレーションにより新たな展開が期待できそうな方、自身には全くなかった視点に共感し合流する方などと理由は様々ですが、ご自身の意思でチームを作って頂きました。

働く場であるオフィスや通勤の時間、道路や公園など公共の場、日常での人との出会いの場、観光目線での交流の場などを通じてヘルスプロモーションの視点で健康のプラットフォームとして都市を再構築していくチームが出来上がりました。

■試作してみる(クイックプロトタイピング)

テーマを起点に集まったメンバーで、まずは各自の想いを共有し、〇〇なヘルシーシティを紹介するマップ、紹介シートという視点で制作を行っていきました。まずは、自分たちのテーマに集まった理由をシェアし、そのテーマを考える上で、いちばん大切なもの、現在のその環境に、どんな課題意識を持っているのかなどを対話により深めました。その上で、新しい健康をつくる〇〇の環境や場に必要な構成要素を取り出して、その関係性を図示化してみる、などのプロセスを経て、自分たちの創りたい未来を形にしていきました。限られた時間ではありましたが、対話と創作作業に没頭した非常に濃い時間となりました。



ここからは、7つのチームによって創られた未来の健康都市のワンシーンをすべて紹介します。

1.自転車専用道路網

「移動」を健康・ヘルスプロモーションの視点で再創造した未来です。
自転車利用による日々の運動機会増進による身体的健康だけでなく、スイスイと自転車で風を切って走ることで、精神的健康も促進されそうです。周辺のオフィスや商業・娯楽施設のあり方も大きく変革させる可能性を感じます。昨今の自動運転車技術の流れと本自転車コミュニティが共存する未来、真逆な技術進化のようでいて、社会サービスの構築の仕方次第では、利便性と健康性を両立したMaaSとして、ぜひ実装していきたい未来です。



2.食の寺子屋

「食」「学び」の場を健康・ヘルスプロモーションの視点で再創造した未来です。
都市のコミュニティーセンターとして、例えば、薬局×食堂という組合せに着目し、子供たちとおじいちゃん、おばあちゃんの交流の場を通じた健康プラットフォームとする提案です。日常の雑談・想談を通じた交流の場のワンシーンを描いたものですが、絵が上手なのもあり、リアリティがあります。コンビニがイートインコーナーや薬局併設をしている事例が出てきていますので、先行事例として観察してみたくなりました。



3.元気が出る電車

「通勤」「移動」を健康・ヘルスプロモーションの視点で再創造した未来です。
都市と言えば、真っ先に満員電車を連想することも多いほど、都市ならではの課題であり、日常生活のストレスを主要因とも言える課題。果たして元気が出る電車というコンセプトからはどのようなサービスが生まれてくるのでしょうか。電車というインフラを、単なる都市から都市への移動手段ではなく、移動する都市の一部として再定義している点が興味深いです。電車とまちがシームレスとなることで、より一層の地域への愛着が高まりそうです。



4.おばちゃんのいる定食屋

「コミュニケーション」を軸とした新たな健康プラットフォームの提案です。
商店街の名物おばちゃんのような方がいつも出迎えてくれる新たな場、サードプレイスの提案です。人と人のつながりを大切にしたコミュニティづくりを現代の都市においてどう実装していくかを掘り下げていきたいです。最後に車輪を付けて、移動可能な仕組みとしたところの想いも気になるところです。


5.子供が主役の公園コミュニティ

「遊ぶ」を健康・ヘルスプロモーションの視点で再創造した未来です。
子供の遊び場である公園がすたれていっている。そんな課題意識を背景に、子供を主役とした公園コミュニティを整備することで、その周りに大人や高齢者、障碍者が集い、健康プラットフォームになるのではないか。シンプルな課題でありながら、都市の抱える多くの課題のソリューションにつながりそうです。


6.究極の健康=恋

都市の既存のインフラやファシリティに「究極の健康=恋」という価値を掛合せることで未来の健康都市を再創造するコンセプトとする提案です。具体アイデアとして、喫煙所×銭湯=足湯コミュニティ、英会話×恋愛=恋バナ教室!?、本屋×語り合いの場=恋の物語がはじまる場。。。など、妄想力溢れる提案でした。



7.学び愛、遊び愛、働き愛、暮らし愛

全ての場には「愛」が必要である。学びあい(愛)、遊びあい(愛)、働きあい(愛)、暮らしあう(愛)。その根底には、すべての場が互助の精神をベースとした信頼の環境として提供されることを意味しているように感じました。多様な暮らし、営みの各場面において、社会的な観点での健康づくりの仕組みを「愛」という共通理念に基づきどうデザインしていくか、ビジネスではなかなか語り合うことのない「愛」について考えることで生まれる未来を掘り下げていきたいです。



以上、共創セッションの様子とそのアウトプットをレポートしました。オーバーヒート気味に一日を終えた皆様も、また後日、クールダウンした頭で振り返ってみることでまた新たな気づきあるのではないでしょうか。

参加者の皆様、お疲れ様でした。

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