巨大地震や気候変動から生き残れたとしたら、あなたは何に備えていたからだろうか?
南海トラフ巨大地震や首都直下型地震などに備える「国土強靱化基本計画(概要版)」や、地球温暖化など気候変動に備える「気候変動の影響への適応計画(概要版)」など、防災への備えに対して国を挙げて取り組み、対策を進めています。しかしトップダウンですべてを防ぎきることは不可能なため、わたしたち生活者一人一人の意識変革や備えがますます求められることになります。そのため生活者が暮らしていく上で大切にする価値観に、「生き残り」や「生き延びる」という価値観が台頭してくる可能性があります。
人々の生活の拠点となる家にこの価値観が求められるようになると、例えば巨大地震に対応する一週間籠城可能な強靱構造や備蓄庫を装備した籠城住宅や、豪雨や洪水、津波に対応する浸水防止装置等を備えた完全防水住宅が登場しているかもしれません。
発想元:環境省「気候変動の影響への適応」2015年11月27日
http://www.env.go.jp/earth/tekiou.html
■未来の兆しにご興味のある方は
https://goo.gl/OMyJiw
文/筧 大日朗(OUR FUTURESディレクター)
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