OUR FUTURES

real⇔virtual vol.2〜買い物編〜

セッションの目的

このセッションが生まれた経緯と問いかけ:

新型コロナウィルスで生活に変化があった今だから考えられることはなんだろう?

このセッションは、NTTデータ経営研究所の田島瑞希とFuture Sessionsの芝池玲奈の2人の思いからスタートしました。私たちは大学のゼミで共同研究をしていた仲間で、卒業後は別々の会社に就職したものの、巡り巡って「イノベーション」「共創」といった同じテーマ領域に辿り着き、現在また一緒に仕事をしています。

新型コロナウイルスの流行で、働き方や暮らし方などに劇的な変化が起きたり、意外と起きなかったり。分野によっても人によっても様々な変化率が存在する中で、このウイルスがこれからの社会にどのような影響を及ぼすのか、こんな状況だからこそできることはなんだろうかと考えるようになりました。そこで、生まれたのが次の問いです。

  • ウェブミーティングなど「バーチャル対面」の手段は、「リアル対面」の劣化版代替として捉えられることも多い。このまま進むとこの状況が収束した時には元の「リアル対面」重視の状態に戻るだろうが、それは世の中がアップデートされる機会を失うことになるのではないか?
  • 本来は「リアル対面」にも、「バーチャル対面」にもそれぞれ、「リアル対面」だからこそ価値、「バーチャル対面」だからこそ、デジタルを介すからこその価値や可能性があり、それがまだ明確に見定めきれていないのではないか?
  • 今後、「リアル対面」と「バーチャル対面」を効果的に使い分けていくことでより人々の体験をアップデートしていくために、「リアル対面」の劣化版代替ではない「バーチャル対面」だからこその価値を考えたい。それによって、新しい体験価値を広げていけるのではないだろうか?


上記のような問題意識はあるものの、まだまだ手探り状態ですし、仲間を募って多様な人たちと一緒に知見を持ち寄りながら、問いを探求することができればと思っています。

また、合わせてオンラインでの共創の可能性についても、この検討の中で自分たちで実験的に探求していきたいと思っています。

「リアル対面」「バーチャル対面」の価値と言っても範囲が大きいので、第一歩として「働く」、「買い物する」、「学ぶ」 などの場面に分けて、どんな可能性が考えられるのか事例やアイデアを出し合いながらざっくばらん話すセッション(withアルコール歓迎!)を6月に開催することにしました。

ご興味があれば、どうぞ気軽に参加してください!