OUR FUTURES

【vol.9】三菱パワーが未来を自分たちで作るために活用した新規事業開発手法

セッションの目的

8月5日から9月30日まで、毎週木曜日9:30〜10:00にZoom上に期間限定で開設するFSSラジオステーションでは、共創のポイントやWebでは書ききれていないライブならではの裏話もお伝えし、関心のある人たちとの気軽な雑談・相談などもできる場にしていきたいと思っています。

最終回で取り上げる事例は、三菱パワーが既存事業の枠にとらわれず、社内外との対話から生み出した「未来シナリオ」からのバックキャスティングによる新規事業開発に挑戦している共創事例です。

三菱パワーのボイラ関連部門は、2017年から「ボイラ未来検討プロジェクト」を始動させました。脱炭素の声が大きくなる中で、自身の事業の未来は「現在の延長線上だけを考えていてよいのか?」という課題意識がプロジェクトスタートの背景となりました。それから約4年、既存の事業の枠にとらわれず、広い視野から自分たちの未来について考え、そこから新規事業のアイデアを議論し、提案するというプロジェクト活動について紹介します。